複合機でカラーコピーをするときは色の三原色(ブラック、シアン、マゼンタ、イエロー)を混ぜ合わせて色を作ります。
基本的にはこの4色が重なるようにトナーを紙に乗せるように作られているのですが、色を載せる位置を決めている部品に異常が発生すると各色の位置がずれて目の錯覚と思えるほど色がずれることがあります。
この色ずれを調整する項目があらかじめ設定されている複合機がほとんどなので基本的には実行することでなおるのですが、まれになおらない時があります。
色のずれを見ている部品(レーザー、ドラム、パッチセンサー等)の中でどれかに異常があるのは間違いないので、心当たりの強い部品を交換することでなおります。
今回の修理ではドラムという部品が一番怪しいと踏んでつけ外しをしたり交換したのですがなおりません。
他に心当たりのあるレーザーやパッチセンサー等も交換してみたのですが一向に治る気配がありません。
ドラムを支えるユニットは取り外しが出来るのであまり考えにくいのですが万が一という事もあるのでユニットごと交換をしたところ、正常な位置に色が戻りました。
自分自身初めて交換する部品だったので駄目元で交換したのですが、何とかなってよかったです。
色々なところに着眼点を持つことはあらゆることで大事だと改めて感じました。